本当に平等なのか?意外と知らない高校入試の実態

HarinathR / Pixabay

およそ30年前、人生で初の振分けを経験した高校入試。当時は細かいルールもよく理解せずに「とにかく本番の得点が良ければすべて良し!」と考えていました。
先日、子供の進路説明会に参加し新たな認識と疑問を感じました。現在がそうなのか?昔からそうだったのか?

  1. 定員の詳細
  2. 内申点の重要性
  3. 実力と運と縁

定員の詳細

例えば、定員が100名だったとするなら、単純に入試の得点がいい順番に合格すると思っていました。仮に推薦枠があるのなら、推薦が優先なのかと思っていました。しかし、もっと複雑なようです。ここで、ある学公立高校を例にします。定員が200名とすると、まず推薦枠が20%(40名)、残り定員160名のうち70%(112名)が当日の得点:内申点の比率が5:5で選抜。ここで残りの定員は48名になります。そのうちの24名は(推薦枠を別とした定員の15%)当日の得点:内申点が2:8で選抜し、最後の24名は当日の得点:内申点が9:1で選抜します。ただし、最後の48名は優先順位は極秘となっています。

内申点の重要性

内申点とは中学校の成績です。通知表の5段階で表されます。9教科がすべてです。
ここで一つの疑問があります。各学校共通の学力テストならわかりますが、日常の生活態度や中間、期末テストも関係します。しかし、各学校で5段階評価の基準は統一されているのでしょうか。確かに相対評価ではなく、絶対評価であれば適正な評価です。しかし、学校によって学力や生活態度に差があるのも事実です。一つの学校内だけの基準では適正といえません。結果、同じ4の評価でも、個人差が発生すると考えます。
仮に各中学校で独自に高校入試問題を制作して受験させ、その結果が合否に関係あるとします。当然、不平不満がでます。その為に共通の入試問題があると思っていました。
今の制度だと、学校や各教科の教師によって不利、有利が発生するのではないでしょうか?

実力と運と縁

では、この事は悪い事なのでしょうか?社会にでると理不尽な事や納得出来ない事など様々な問題があります。それらの事を今から理解するのも大切な事だと思います。世の中は実力だけではない事。運や縁の大切さを学び始める時期にきているのでしょう。先生との相性だったり、回りの環境だったり。そして、普段から地道にコツコツと頑張る事で、仮に本番が悪くても積み上げてきた事が評価される事も。
平等でない事を理解し、その上で自分がやるべき事を目指して進んでほしいと思います。

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