震災で思う事-4

Leroy_Skalstad / Pixabay

少しずつ体制が整い出してきました。各学校が避難所になっている間は学校は休みです。
たくさんのボランティアの方々に助けられました。
家を片付けする場合は、きっと早い方がいいと思いました。地震の直後というのは、興奮状態が続いている気がします。時間と共に先の事を色々と考えます。体も動かなくなるのです。片付けは絶対に行わなければならない事でした。頑張っておいて正解と数日後に感じました。

災害ごみ疑惑

地震によって割れた食器やガラスなどを災害ごみとして町で受け入れてくれました。
発生から二日後に持って行きました。まだ、みんな片付け中のようで、ごみの量も少なく、時間もかかりませんでした。ところが、数日後に再度行くと大渋滞です。破損したと思われるTVがたくさん山積みになっていました。その中にはたくさんのブラウン管のTVがあるのです。
古い玩具やソファーなどもありました。まさに群集心理です。あれが良ければ、これも良いだろうと。この際だからと。
今思えば、この辺からおかしな事になっていたのです。受け入れ側も寝不足が続いています。
色々な心理状態だったのでしょう。
捨てる側の自覚の問題なのですが、みんな麻痺していたのでしょうか。本当の災害ごみが何割あったのかは誰にもわかりません。

自覚の瞬間

何日も何日も、ボーっとしている気がしました。見慣れた町の景色が変わりました。知らない人がたくさん町の中を出入してました。何か現実的ではない知っている町。
そんな中、自衛隊の音楽隊が歌や演奏を披露するようです。子供たちと見に行きました。
たくさんの人が見に来てました。通常であれば、そんな場所で演奏しないだろうという所で、まぶしい笑顔で歌って、楽しそうに演奏する音楽隊。それは全く知らない人たちです。でも、みんな笑顔で、手拍子で。涙を流す人もいました。知っている曲だろうが、知らない曲だろうが関係ないのです。
その光景を客観的に見てしまった瞬間だったんです。ここは被災地で、自分たちは被災者で、これから本当に頑張らないといけないんだと。その為に応援しにきているんだと。
そう思うと涙が出てきました。眩しいフリをして拭いました。

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